役職定年制度を活用しましょう!

ライフスタイル

私は39年間のサラリーマン生活を

満期卒業まであと一年を残して、

定年退職をしました。

私は管理職として勤めていました。

経営環境は難しい状況が続いており

私も部下にはそれなりに叱咤激励していました。

私が働いていた会社には「役職定年」という

制度がありました。

これはいわゆる課長や部長というような

管理職の人は原則55歳を迎えるとその役職から

離れる制度でした。

これはそこそこの年齢層になると

若い人に役職を譲るというような意味もあったのです。

実は私はその役職定年を迎える55歳になれば

退職するつもりでいたのです。

これまで部下には厳しく指導してきた手前、

経営層の一員として、

一般社員として会社に残るのはふさわしくないように

思っていたのです。

また、会社からも

これからは以前のように定年退職した社員に対して

充分な手当てはできないことを宣言されていたのです。

昔は定年退職した人に支給される

「企業年金」なるもので、それなりに老後の

生活も安定していたようです。

しかし、さきほどの会社の宣言は

これからはそれほどの企業年金を支給することは

できないよ!

ということだったのです。

その宣言がなされたときにはすでに私は

管理職でした。

したがってそれを甘んじて受け入れるしか

ありませんでした。

その時に思ったことは

自分が役職定年を迎えたら

その後、つまり55歳以降は自分で稼げるように

なって老後の備えに移ろう!

と考えていたのです。

しかし・・・

55歳になっても役職定年の声は聞こえてきませんでした。

上司に確認すると、

「役職定年は延長できる」との回答でした。

え?いくつまで?と確認しましたが、

明確な回答は得られず。

つまり、会社の制度なので

会社の都合のいいように解釈ができると

いうことでしょうか?

何かあっても、「原則」という文言があれば

「原則」ではないこともできるというように

解釈するものなのでしょう。

結局58歳になって、

ようやく役職定年を迎えました。

そして、あとの組織でひょっとして

私のやってきたことの後始末が必要に

なることもあるかもしれないと思い、

一年間様子を見て59歳で

早期定年退職を迎えました。

蛇足かもしれませんが、最後の一年間では

ことさら何も不都合なことは起きませんでした。

嬉しいような、寂しいような・・・

自分では気がついていなかったのですが、

39年間という年月を勤め上げた時には

「社風」という習慣が身に染みているもの

なんですね。

私は会社というサングラスを通して

社会を見ていました。

それは現役の時代はそれで当たり前なのですが、

現役を退けばそのサングラスは邪魔でさえあるのです。

自分でそのサングラスに気がつくまでには

結構時間がかかりました。

イヤ、いまでもまだ外せていないかもしれません。

今では

外れていなくってもいいのでは?

と思える?開き直れるようにはなりました。

悪いことでもないと思います。

それも含めて自分なのですから。

あなたの会社には役職定年はありますか?

そして早期退職制度はありますか?

もしあるのなら、その制度を有効に活用しましょう。

定年後への備えは早い方がいいですし

退職金が少しは割り増しになることもあるようですから。

若い方に機会を譲る、自分は早く老後への備えができる

といういい制度だと思います。

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