定年後の過ごし方―序章

ライフスタイル

私の定年してからの過ごし方は

本当にのんびりしたものでした。

まずはハローワークへ行って失業保険の申請。

そして、ぶらぶら。

時々家内と旅行して・・

そんな生活を一年ほど続けていました。

ある時、家内がお風呂から上がってくると

「お父さん、うちの体重計壊れてるで」

「?」

私が体重計に乗ってみると

それまで見たことのないような数字が・・

確かに・・オカシイ・・・

でも、壊れていたのは私たちの体でした。

多くの時間を通勤にあて

会社でも結構動き回っていたころの食事内容と

ほぼ変わらない生活を続けていた体は

余計な脂肪を多く体に生成していたのです。

それに付き合っていた家内も同様に。

そして通い始めたジム。

恐らくは自分たちの意志だけでは続かないだろうと思い、

専任のコーチの方についていただくプログラムを選びました。

でも、公営のジムでしたので

それほどの費用はかかってませんよ!

ストイックに続けた私は3か月で10kg以上痩せました。

これまたここ30年くらいは見たことのない

軽い数字まで行きました。

そして考えたことは

ダイエットって結構できるもんだなぁと。

でも、その中心は食事制限でした。

徹底的にカロリー計算をするものだったのです。

筋トレは

カロリー制限しても筋肉量を落とさないように・・

というような感じでしょうか。

すると

今度はいつでも体重を落とすことはできるんだと思ってしまい、

一ヶ月でリバウンド。

無理なダイエットをすると

リバウンドするのも早いものです。

それから3年が過ぎた、つい先日。

久しぶりに体重計に乗った家内からどこかで聞いたフレーズが・・

「お父さん、うちの体重計壊れてる・・」

またやってきました。

今度はリバウンドしないようにしようと、

今、方法を練っています。

60年以上、動いてきた体です。

そこそこにメンテナンスが必要になってきているのでしょう。

その体に合った方法を考えようと思っています。

そうそう、話が少しずれてしまいましたね。

そんなやこんなで時を過ごしていましたが

生活費の方は企業年金と退職金を

取り崩しながら生活していました。

当然のことながら退職金は目減りしてきます。

また、公的年金を満額もらえるようになったとしても

十分な額ではありませんし

その頃には退職金も底をついているとのことから

なんとか身体が動くうちに仕事を探そうと

今度は失業保険狙いではなく、

本気でハローワークへ通いました。

私の希望する職種は事務職でした。

しかし

出てくるのはビル管理の仕事、清掃の仕事、

工事の交通整理など体を使う仕事がほとんどでした。

時々ある事務系の仕事では

私の経験にある人脈を頼ったセールス活動を

要求されたりしました。

求人側からすると最もな要望だったのですが

なんだかしっくりこずに

仕事が決まらない日々を過ごしていました。

そして考えたのです。

家内の年齢は私よりも若いのです。

つまり、普通に生活していれば私の方が先に死を迎えます。

私の遺族年金もありますが

それでも金額は十分ではないでしょう。

私は家内にお金を残してやることはできないけれども、

お金が入ってくる仕組みを残してやれないか

家内と何かビジネスをすることを思い付きました。

家内に、

「何かやってみたい仕事はある?」

と聞くと、

即座に返ってきた答えが

「探偵か結婚相談所!」

ふむ、なるほど。

面白そう。

だけど、待てよ。

探偵となると張り込みの仕事は私か。

どうも冬の寒い夜に張り込みをする姿を想像すると、

なんだか不安になってきました。

そこへいくと

結婚相談所ってなんだか世の中を幸せにできるイメージがあるな。

ということで、二人で結婚相談所を開業することになったのです。

しかし、これまでそんな仕事の経験もなく

サラリーマンの経験しかない私が

そんな簡単に起業して成立するようなビジネスなんだろうか?

との不安がよぎったのでした。

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