定年してから知った、怖い床ずれ

車いすで通院

義母と同居しています

今、私は家内と義母(家内のお母さん)と犬と一緒に生活しています。
義母はもともと足が不自由でした。

義父が亡くなる直前に私の手を握り締めて、依頼されたのは多分義母のことを頼まれたのだと思います。

家内のお母さんだから、家内に頼むのが普通かな?と思っていましたが、
しばらく一緒に生活してわかりました。

母と娘って結構本気のけんかをします。
そしてどちらも譲りません!

そんな母娘の姿を見ていた義父は恐らく、私に託すのがいいと思われたのでしょう。

床ずれを発症

そんな義母も昨年から認知症が進み、介護度も要支援から要介護へ。
要介護2だったのが、今年は要介護4にまで進みました。

今年に入り、熱が出ることが多くなりました。するとインフルエンザの診断が・・
予防接種を受けていたので軽めだったのかもしれませんが、インフルエンザで寝込んでいるときはほとんど熱はありませんでした。
あとで知りましたが、インフルエンザのB型っていうのはあまり熱は出ないのですね。

では、施設での発熱は何だったんだろう??

と考えているうちに床ずれを発症しました。
単に床ずれ・・と思っていましたが、これがなかなかお年寄りには難敵です。

特に義母の場合は、体が固まっていて寝がえりを打つことができないので、余計ですね。

床ずれは放っておくとどんどん進化して、傷が治りきらないうちに肉が盛ってきたりすると内部で壊死が進行していくそうです。

ついに入院する事態に

しばらくは訪問看護のお世話になっていましたが、手に負えなくなり病院へ。

通常は通院での処置になるということだったので、どうやって定期的な通院をするか考えあぐねていましたら、すぐに入院して手術するということになりました。

なんでも、床ずれの奥にまだ穴があって結構複雑な構造になっているため、
手術して切開しなければならないとのこと。

床ずれの原因は寝ている時間が長く、寝返りもまともにできないため肉体が布団と擦れることによってできる傷と理解していました。

しかし、義母の場合は、体の中から出てきたものかもしれないとのことでした。
つまり、細菌が中から出てきた可能性があるとのことでした。

すぐに入院して傷の手当てを受けました。
最近の医療の進歩は大したものだとあらためて思いました。

今は傷口を自動で洗浄してくれる装置があるんですね。

進む認知症

残る心配は認知症がもっと進行するのではないか?
ということでした。

私の母も骨折で入院を繰り返していましたが、
入院するたびに認知症がひどくなっていったことを記憶しています。

案の定、お見舞いに行くごとに、だれが来ているのかがわかっていない様子がうかがえました。
ある時、娘が孫を連れてお見舞いに来てくれましたが、孫を認識できなかった様子でした。これはある意味仕方のないことだとあきらめて、退院後の施設での受け入れ体制などを打ち合わせ、退院の日を待つことになりました。

進む介護度

家にいるときは食事は一人でしていただいてましたが、
病院では多くの患者様を看る必要があるので、一人にそんなに時間をかけていられないのでしょう、看護師さんが補助してくれていました。

ということは、家に帰ったら補助しないと食事も一人では取れなくなるかも?
そんな不安が頭をよぎりました。

思っていた通り、家でも一人で食事ができない状態になってしまいました。
スプーンを自分で持って食べることはできません。

ケアマネージャーさんに連絡し、介護度を上げてもらうように
認定調査を依頼しました。

その結果、要介護5になりました。

寝たきりの生活で介護の補助がないと自力では何もできない状態。
それが要介護5なのです。

再び入院

その後通院で床ずれの様子を見守っていただきましたが、
先生の思うような回復が確認できなかったようです。

8月の終わりには再度入院し、手術をすることに

それは傷の上に他の場所から組織とともに皮膚を移植するというもの。
手術には全身麻酔が必要だそうです。

86歳の老女に全身麻酔で手術?
なんだか不安な気持ちが・・

でも先生は
「お母さんは心臓が強いので大丈夫!」

結果、全身麻酔をかけた5時間に及ぶ手術が施されました。

翌日から義母は何もなかったかのように
病院のベッドでいつもと同じように
おしゃべりをしています。

一人で、元気に!

恐るべし床ずれ

床ずれがここまで大変なものだとは知りませんでした。

しかし、今回は症状は床ずれのものですが
恐らく原因は体内から菌が出てきた、
つまり感染症が原因との見方が強くなってきました。

でも、今となっては原因は重要ではありません。

後は経過観察だけになりましたから。
それでも車いすでの通院生活は当分続きそうです。

介護されている方はぜひ床ずれにご注意を!

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